『筋トレはゆっくり挙げ下げした方が筋肥大しやすいの?』 |
筋トレを始めたばかりの頃は、ゆっくり挙げて、ゆっくり下ろすと指導された方がほとんどでしょう。ですが、効率よく筋肥大させるには、爆発的に速く動かすようにした方がよいでしょう。
筋トレの動作を速く爆発的にすることにより、多くの筋繊維を動員することができ、ゆっくりとした動作では動員されにくい速筋繊維を刺激することができ、効果的に筋肥大させることができます。
こちらのページではゆっくりよりも速く爆発的に挙上することのメリットをご紹介します。
筋トレは速く爆発的に挙上する
速く爆発的に動かすことで速筋繊維を動員する
速く爆発的に挙上することにより、多くの筋繊維が動員されて筋肉の働きは活発になります。
特に強い力を発揮する速筋繊維を動員することで、より多くの筋繊維に刺激を入れることができるようになり、効果的に筋肥大させることができます。
また、速く爆発的に挙上することで筋肉の働きが活発になり、重い重量を扱えることで強い刺激を与えることが可能になるのです。
筋トレはゆっくり挙上すると筋肥大しない?
ゆっくり挙上すると速筋繊維を動員することが難しい
ゆっくりとした動作スピードでは、力の発揮が弱いため持久力のある遅筋繊維を動員することはできますが、力の強い速筋繊維を動員することが難しくなります。
そのため多くの筋繊維を動員出来ないので、速く爆発的に挙上するよりも筋肥大の効果が低くなってしまいます。
また、ゆっくりと挙上する筋トレを続けることで筋力の低下も認められています。
ゆっくりとした筋トレ動作は遅筋繊維をメインに刺激を与えるので、大腿四頭筋などの遅筋繊維の多い筋肉をターゲットとする際に取り入れると有効です。
軽い重量で速筋繊維を動員する方法
ストップ&ゴーで速く爆発的に挙上する
『ストップ&ゴー』とは、自分はプロレスの試合で身体にガタがきているのでストップ&ゴーという筋トレテクニックを頻繁に使っています。
ストップ&ゴーは、軽めの重量を扱いボトムで一旦停止して、そこから爆発的に挙上する方法です。
ボトムで一旦停止して爆発的に挙上することで、高重量を扱わなくても多くの筋繊維を動員することができます。
通常は瞬発力を向上させるために用いるので、動作スピードが落ちる前で終了しますが、筋肥大が目的であれば限界まで行うようにします。
高重量を扱わず効率よく速筋繊維を追い込むことができるのおすすめのテクニックです。
フォームが崩れない範囲で速く爆発的に挙上する
無理な反動を使って挙げない
速く爆発的に挙上するとはいえ、無理な反動を使って挙上してはターゲットの筋肉に効果的に刺激が入らないばかりか、ケガにもつながってきます。
フォームが崩れない範囲で行える自分に適した動作スピードで筋トレすることをおすすめします。
・効率よく筋肥大させるには、速く爆発的に挙上して速筋繊維を動員させる
・ゆっくり挙上しても筋肥大するが、効果は低くなる
・ストップ&ゴーを使って速筋繊維を動員する